コメント:(memo) ●「SEVENTEEN AGAiN」の新体制となって初の音源リリース! 常にリアルな現場で数多くのステージを熱くしてきたSEVENTEEN AGAiN。今、彼らが強さと柔らかさを兼ね備えた新しいパンクの一歩を踏む。 ■2016年の夏、ベースとギターが脱退したにもかかわらずドラムとギター2人での活動を継続したことにこのバンドの意思の強さが現れていた。2000年代中旬以降はっきりと強力な指標がなかったロックシーンの中、独自のスタンスで活動を続けてきたセブンティーン・アゲイン。時にラウドに歪みを叩きつけ、時にポップに歌いあげてきた彼らのサウンドにやわらかく軽やかな響が鳴り始めている。ザ・ジャムがソウルやR&Bを取り込み、ザ・クラッシュがダブやディスコを発見したように彼らもまた彼らにとってのネクスト・ステップを見つけたようだ。大きな跳躍、その直前のステップとなる8曲入りが登場!(kilikilivilla.com) ■タイトル『スズキ』について(by ヤブソン):私達が住むこの国で、最もありふれた名前を今回のタイトルにしたいと思い、スズキというアルバム名にしました。それはもちろん鈴木さんに限らず、何処にでも居る、何者でもない様な極々普通な私達を象徴するアルバムをイメージしたからです。 ■SEVENTEEN AGAiN:00年代中旬からボーカル、ギターのヤブソンを中心に活動を開始。 2009年に1stアルバム『Never Wanna Be Seventeen Again』をリリース、2012年には2nd『Fuck Forever』リリース。 国内パンク・シーンにヒーロー不在の時期、彼らの世代の価値観でシーンを再構築するようにアンダーグラウンドなコミュニティーのネットワークを独自で広げながら活動。 2016年夏にベースの大澤とギターのウシが脱退、2017年1月にex フジロッ久(仮)のロッキーがベースで加入し新体制で活動再開。 そのサウンドはパンクを軸にしながらもギター・ポップ、現行US、UKインディーから日本語のロックまで幅広い射程で捉える。 彼らの世代が日常の生活の中で感じる矛盾や喜びや不安、葛藤までもロック・ミュージックとして昇華させるソング・ライティング、ステージでのメンバーのキャラクター、すべてがメッセージとなっている。