コメント:(memo) ●80年代後半、全米で巻き起こったストレート・エ ッジ・ハードコア・ムーブメントを代表するバンド、GORILLA BISCUITSの大名盤1stアルバムが本邦初の帯、ライナー付きの 日本盤LP仕様にてリリース。解説は東京を代表するハードコ ア・バンドNUMBのフロントマンであり盟友ETERNAL Bではギタ ーを担当するSENTA氏。 80年代後半、YOUTH OF TODAYを発火点として全米で巻き起こ ったストレート・エッジ・ハードコア・ムーブメント。その YOUTH OF TODAYはもちろん、BOLDやJUDGE、CHAIN OF STRENGTH、UNITY、STRAIGHT AHEAD、WIDE AWAKE、TURNING POINTといった幾多のバンドが現在まで名作と言われていく様 な作品を発表。そんな時代の中1989年、ストレート・エッジ ・ハードコアの総本山とも言えるREVELATION RECORDSよりリ リースされたのがこのGORILLA BISCUITS、唯一のフル・アル バム「START TODAY」。コンピレーション盤「WHERE THE WILD THINGS ARE」ではBUZZCOCKSのカバーも披露していたのを見て も分かるように、このバンドはジョック・コアとも呼ばれた 当時のシーンで多勢を占めていた体育会系ノリなバンドとは 確実に一線を画したセンスを保持していた。80年代中期DCの エモ・バンドやHUSKER DUにも通ずる流麗なメロディーを聴か せながらも、ハードコア本来のアグレッションも十二分に感 じさせてくれるそのサウンドは思慮に富んだポジティブな歌 詞と共に、IGNITEやLIFETIME、COMEBACK KID、GOOD CLEAN FUNといった後続のオールドスクール・ハードコア・バンドは もちろん、数多のハードコア・バンドに現在も多大な影響を 与え続けている。 解説:SENTA (NUMB/ETERNAL B)